1989年、東欧が崩壊し脱冷戦が始まり、ゴルバチョフの緊張緩和はアジアに及び始めた。今度は90年、イラクがクウェートに侵攻し、91年1月には湾岸戦争が始まった。中ソ関係が専門の中嶋嶺雄の出番でもあった。ソ連には一定の警戒心を持ちつつ、金日成の北朝鮮には穏便は姿勢を示し、アジアの共通の家にも理解を示すというのが当時の中嶋嶺雄の政治姿勢だっといえよう。天安門事件以降の中国に対しては「もう一度大乱が来る」との予想もしていた。興味深いのは自らの政治姿勢の転向を文藝春秋11月号に吐露していることである。

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中嶋ゼミ

歴史と未来

鈴木メソード

李登輝

大学セミナーハウス

国際教養大
1991.01.00-「東アジア深く研究」の目標と成果 日本学術振興会「学術月報」
1991.01.01-91国際紛争 脱冷戦は平和と安全に直結しない 産経新聞
1991.01.03-朝鮮半島をめぐる新しい胎動(ハングル) 中央日報
1991.01.03-朝鮮半島をめぐる新しい胎動(日本語) 中央日報
1991.01.04-田園都市圏への飛躍 市民タイムス
1991.01.08-講演 脱冷戦と東アジア情勢−1990年代の展望 国際関係基礎研究所
1919.01.21-Weekly Survey ついに戦争が始まった 「タイムマラソン」
1991.01.25-中嶋ゼミの会ニュースレターNo.28
1991.01.29-ポスト冷戦時代のアジア 世界週報
1991.01.30-望岳山荘にて 大学入試と大学選択 市民タイムス
1991.02.00-地域紛争と湾岸戦争への私見 『長銀総研L』
1991.02.01-随筆 混色の微妙 『短歌現代』2月
1991.02.01-地域紛争の今日的意味 文部省特定研究報告
1991.02.06-対談 大規模化の湾岸戦争 産経新聞
1991.02.09-書評 中国社会を大透視『何よりダメな中国』 図書新聞
1991.02.12-直言 湾岸戦争への“深い疑問” 世界週報
1991.02.18-読書 瀧口修造の見ていた世界 読売新聞
1991.03.00-「比較研究」とは何か 『学術月報』Vol.44No.3
1991.03.00-What is "Comparatove Research"
1991.03.00-書評 『父の中国と私の中国』 『THIS IS』3月
1991.03.01-歴史が求めているものは何か 『ほんとうの時代』
1991.03.04-近代化と<儒教文化圏> 中国日中関係史研究会国際シンポジウム論文
1991.03.05-国際音大構想への私見 市民タイムス
1991.03.26-今堀誠二著『中国封建社会の構成』に寄せて 朝日新聞
1919.03.28-望岳山荘にて 二つの山岳部OB会 市民タイムス
1991.04.00-ソ連はどこまでアジアか? 『文藝春秋』4月増刊号
1991.04.00-日本社会の中の「異文化」 『CAREER INFORMATION』4月
1991.04.02-論壇-広範な展望下で日ソ関係打開を 朝日新聞
1991.04.06-多様かつ不安定なアジア「共通の家」作りに貢献を 週刊東洋経済
1991.04.09-直言 ゴルバチョフ来日に備えよ 世界週報
1991.04.12-Japan-Soviet Ties Should Be Built From Broader Perspective Asahi Evening News
1991.04.15-直言 日ソの将来 見据えた交渉 山形新聞
1991.04.26-正論 中国敵視条項の廃止の重さ 産経新聞
1991.04.26-歴史の旋回期に直面するアジア(ハングル) 韓国聯合通信=全南日報
1991.04.26-歴史の旋回期に直面するアジア(日本語) 韓国聯合通信=全南日報
1991.04.27-Island focus wasted chance to show capitalism's power TheJapan Times
1991.04.30-共同討議 改めて日本人の“国際化”を問う1 産経新聞
1991.04.30-共同討議 改めて日本人の“国際化”を問う2 産経新聞
1991.05.00-同時代史への視覚 ミュージカル「李香蘭」 『総合教育技術』5月
1991.05.08-望岳山荘にて 映画『非情城市』の再上映を 市民タイムス
1991.05.15-望岳山荘にて 「李香蘭」と松本高女 市民タイムス
1991.05.22-望岳山荘にて ソルトレイクと松本と私 市民タイムス
1991.05.28-講演 国際情勢の変動とアジア 富丘経済研究会
1991.06.00-“確信犯”ゴルビーを自由にさせえなかった日本が河野弱さ 『サンサーラ』6月
1991.06.08-日本のオピニオンリーダー50人挑戦 東洋経済
1991.06.09-やしろ国際シンポジュウム 「国際化と地域社会」
1991.06.10-Weekly Survey 江青女史の自殺 タイムマラソン
1991.06.25-経済発展の要因と文化 読売新聞夕刊
1991.06.28-望岳山荘にて ソルトレイクの山小屋 市民タイムス
1991.07.00-東アジア JAIR Newsletter No.56
1991.07.08-Weekly Survey 民族的多元性と国家統合 タイムマラソン
1991.07.19-やしろ国際学習塾 市民タイムス
1991.07.27-歴史の旋回期に直面する中国 『YIMEボキャビル1000』
1991.07.31-中国をめぐる最近の情勢 国際関係基礎研究所
1991.08.05-私の近況 東京新聞夕刊
1991.08.08-直言 き然と対中国外交 山形新聞
1991.08.10-正論 「相手は強権国家」の認識を 産経新聞
1991.08.20-座談会 脅威再び、「歴史の逆転」 東京新聞
1991.08.26-討論 歴史的な『逆・革命』 東京新聞
1991.08.30-清水中学校の頃 市民タイムス
1991.08.31-朝鮮日報記事(ハングル)
1991.09.00-ポストケ小平への不確かな道程 『正論』9月
1991.09.00-海部首相を待ちわびる中国 『Voice』9月
1991.09.05-ゴルバチョフが成し遂げた様々な功績を忘れるな 週刊文春
1991.09.09-Weekly Survey 破壊ほど簡単ではない建設 タイムマラソン
1991.09.21-東京外語大 文科系の博士課程新設 素養豊かな「国際人」育成 日本経済新聞夕刊
1991.10.00-座談会 自分の世界をひろげる 『婦人の友』10月
1991.10.00-中国・香港・台湾の現状と将来 『Buisiness Reserch』10月
1991.10.14-Weekly Servey 政治的思惑絡む「セクハラ」 タイムマラソン
1991.10.15-自由社会に欠かせぬ存在 産経新聞
1991.10.15-独自の中国・台湾報道 産経新聞
1991.10.21-ソ連の政変と波紋 『先見経済』10月
1991.10.24-ふるさとは遠きにありて 市民タイムス
1991.11.00-わが「転向」 『文藝春秋』11月
1991.11.00-対談 予測不可能性の世紀の終わりに 外交フォーラム
1991.11.12-望岳山荘にて ゴーロア協会のこと 市民タイムス
1991.11.16-日本は地域間の交流網づくりを 東アジア 週刊東洋経済
1991.11.21-直言 重要度増す台湾の役割 山形新聞
1991.11.25-Weekly Servey デューク善戦の意味 タイムマラソン
1991.12.07-近況-ゼミ25周年で室内楽団編成 読売新聞夕刊
1991.12.10-大スラブ主義の台頭 他共和国反発も 東京新聞
1991.12.17-望岳山荘にて 『みすず野』のコラムニスト 市民タイムス
1991.12.20-紅衛兵と一緒にバイオリンを弾く 週刊朝日
1991.12.21-中国・台湾関係に劇的展開はあるか 双方とも事情抱えるが、交流は活発化 週刊東洋経済
1991.12.25-第2回漢字文化圏フォーラム 漢字文化圏の歴史と未来 必要な相互理解 朝日新聞
1991.12.30-Weekly Servey 加熱する聖母崇拝 タイムマラソン

1991-巻頭言 1989-90年革命の意味するもの 『歴史と未来』第17号
1991-1997年に近づく香港とその將來 ダイヤモンド社『地球の歩き方91-92』
1991-教師としてただならぬ事-江口先生の思い出 『思索する歴史家 江口朴郎』
1991冬-台湾、香港が中国を変える 『季刊アステイオン』1991年冬
1991冬-国際社会の易指摘変動とセミナーハウスの役割 セミナー・ハウスNo.121
1991-ミュージカル・李香蘭 パンフレット

制作:中嶋ゼミの会